2008-06-29

選択の自由

旅の醍醐味といえば異文化に接することだろう。異文化と出会うことで脳が刺激を受けて、物事の新しい意味を発見することができる。

ニューヨーク、オーストラリア、ハワイなどなど、旅行先で見た人、光景などいろいろ思い出す。どれも仕事ではなく旅行で行ったので、何かを得る為に行くというより、楽しむことが優先だった。

旅行先では「私は旅行者です」オーラを自分で意識することなく回りにふりまく。着ている服や話し言葉が違うことから判断するのだろうが、それ以外にヒントとなる何かを放出しているようで、敏感に感じ取った人が、旅行者に対する正しい対応をとってくれる。

困る(ちょっと嬉しい)のはその旅行者オーラを感じてくれない人がいるときだ。現地人と同じ対応を取られてしまい、ちんぷんかんぷんということになる。

私の今までの経験上、オーラの放出量は自分の態度によるらしい。今から起きることを自分が持っている型に当てはめることができれば、自信満々の対応ができ”現地人”ということに、そうでないと旅行者オーラがでる。結局事物を自分が持っている型に当てはめることができれば自信のある対応ができるというわけだ。

自信を持つためにはいろんな型を持たなくてはダメだ。ニューヨークはこんなところでこういうことは言ってはダメ、屋ってはダメ。今風の言葉で言えば、”空気を読む”といったところだろうか。

たまには空気を読まない行動もありだろうが、小心者の私に海外で空気を読まないことは難しすぎる。とりあえず日本で、すこーし出すぎた杭になるあたりからはじめようと思う今日この頃。

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