2008-06-20

ランディパウシュ「最後の授業」を観て

youtubeで公開されていたカーネギーメロン大学のランディパウシュ教授「最後の授業」のビデオと本を観た。
きっかけは、あるブログの書評をみたからだけれど、素直に感動できる「作品」だった。単に講義と呼んでよいのか、もっと適切な言葉があるような気がするのだけれどそれが見当たらないので、作品と呼ぶことにした。

(ちなみに5分ほど泣いてしまい、少々落ち着いたのでこれを書いています。
”すこしネタバレだけど、奥様の最後のシーンは涙ぼろぼろもんです。。。。”)


作品には彼が関わったいろんな人(本当に大勢の人)が出てくる。大きくは2種類

・彼の夢をサポートしてくれた人
・彼が夢をサポートした人

彼はこの人たちを様々な角度から紹介して、そこから得たことを教えてくれる。

曰く、
「人の批判は大切に聞くこと。相手が自分に期待している証拠」
「不満をいわずに一生懸命やる」

元々紹介する人がおもしろい人たち(ディスニーランドのアトラクション設計者などなど)というのもあるのだろうが、彼の紹介の仕方がウィットにとんでいて最高におもしろい。これが余命半年の人ができるものなのか?本当は嘘なんじゃないだろうかと疑うほど明るいのだ。

どこからそんなパワーが出てくるんだろう?

元々エネルギーのある人なんだろうが、一番は、彼が人が放出するエネルギーを吸収する能力に、非常に長けているということなんだろう。普通の人は気付かずに捨ててしまっている人のエネルギーを、自分の能力にする力がすごいのだ。
そしてただもらうだけではなくて、彼も全身全霊で与えて、相乗効果で、1+1が10ぐらいになってしまっている。

本当に病気なんかすべて消し去ってしまうぐらいすごい人だ。
その10分の1でもいいから、私もエネルギーをもって生きたいと思う。そして、夢をあきらめずに生きることを楽しんで日々過ごしたいと思う。


キーワードは「head fake」(頭のフェイント)
相手に気付かせずに学ばせる。

最後まであきらめずに良い夢を実現してください。


ps.大学でこんな先生に教えてほしかったなぁー。

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