2008-08-25

UDLDとは

■UDLDとは
・光ファイバーリンクとツイストペアリンクをモニタして、単方向接続が発生するのを防止する。
・単方向接続によって、スパニングツリーのトポロジループなどが発生する。
・単方向接続を検知すると、影響あるポートをシャットダウンして、ユーザにアラームをあげる。
・オートネゴシエーションとUDLDをenabledにすることで、物理的、論理的な単方向接続が防止できる。

■仕組み
・隣接するインターフェース間でパケット(Helloパケット:デフォルト15秒に1回)を交換して、着信UDLDパケットに自身の情報を一定期間検出できない場合、単方向リンクと判断する。
→検出メカニズムにエコーを利用(エコー送信側は返信エコーを受信するよう待機)

■動作モード
2種類のモード(ノーマルモード、アグレッシブモード)があり、検出可能な障害の種類と、障害発生時のポートの状態が異なる。
通常はアグレッシブモードを利用する。

・検出可能な障害の種類
①ノーマルモード   光ファイバーリンク上の誤った接続
②アグレッシブモード 光ファイバー + ツイストペアリンク

・障害発生時のポートの状態
①ノーマルモード   undetermined
②アグレッシブモード err-disable


・リンク
単方向リンク検出プロトコル機能の説明と設定
Configuring UDLD

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