サントリーホールでラン・ランのリサイタルを観てきた。
北京オリンピックの開会式で一躍有名になったあのランランである。
公演は、18時から始まり、休憩・アンコールを含めて20時30分まで盛りだくさんのプログラムだった。
・ランラン リサイタルプログラム(サントリーホール1月24日(土) 18時)
1.Mozart ピアノソナタ 第13番K333
2.Schumann 幻想曲ハ長調 op.17
3.中国テーマ4曲(平湖秋月、牧童短笛」、春舞、彩云追月)
4.Granados ピアノ組曲 第1曲<愛の言葉>
5.Liszt トリスタンとイゾルデからイゾルデの愛の死
6. Liszt ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調S.244
7.Chopin チュード作品10-3「別れの曲」。
印象に残ったのは、何といってもリストの狂詩曲第6番。
私の席はちょうどランランの背中側で、鍵盤の動きが見えるのだが、最後のフリシュカの部分では、およそ人間がたたいているとは思えない壮絶なスピードで鍵盤(左足も蹴る!!)が動いていた。
腕全体がふるえているような錯覚を覚える壮絶なオクターブを、ミスするどころか完璧に引きこなす様には、圧巻の一言である。
会場中が感動の渦で拍手が鳴りやまず総スタンディング状態だった。
まだ26歳で恐るべし技巧。そして情感をともなった演奏だった。
で、演奏後はいつものとおり、CD購入者へのサイン会があったが、
これがものすごい行列。。。
40分ぐらい待ってようやくサインがもらえた。↓
近くでみると、CDのジャケ写よりだいぶやせていて、なかなか良い男♪
ちなみに買ったCDはコレ↓
来年の来日公演が楽しみだ。
・リンク
wiki:ラン・ラン
wiki:ハンガリー狂詩曲
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