2019-07-24

三燈舎の「チキンチーマ・メティの香り」に触発されてメティについて調べてみた


本日のランチは久しぶりに、小川町の三燈舎で三色カレーにしました。


Bセット1000円で、3種類のカレーにライスとドーサ。



ケララ・アンダカリー
里芋とグリーンピース
チキンチーマ・メティの香り

どのカレーもスパイスたっぷり。

夏の暑い日にはやっぱりカレーです。

梅雨明けにもカレー、
秋雨にもカレー、
寒い冬の日もカレー

一年中カレーを食べる理由はあります。

そんなわけで、

なかでも、素晴らしかったのがなんとも行っても

チキンチーマ・メティ

ケララ、アンダカリー

ドーサと合わせると最高でした。

カリカリ、ふわふわ、細かく切ったチキンの旨味がたっぷりカレーに染み込んで、
そして、ハナから抜けるあまーい香り。

これがメティかと。

この風味が旨味と深みを作るわけです。

この風味の名前、海外では、どうやら

アーシーフレーバー

というらしいです。

また勉強になりました。

元々はコーヒー用語のようですね。

引用です。↓
具体的な表現としては「土質・土性・土のような・地中の・土臭い・泥臭い・粗野な」というネガティブな要素と、「素直な・気取らない・野生的な・素朴な」というポジティブな要素の両方の意味が含まれています

で、この風味の元の

メティって一体

というのが今回のネタです。


メティとは?

以下引用です。
ヒンディ語でメティ。フェヌグリーク。豆科の植物の種です。甘い香りがします。このフェヌグリークを植えるとメティになります。さらにそのメティを乾燥させたものがカスリメティ(Dried fenugreek leavesということ)です。

知らなかったのですがフェヌグリークのことをメティと呼ぶみたいですね。
と思ったら正確には、

種がフェヌグリークです。

成長した草は

メティ(リーフ)と呼ぶようです。


で、メティ、それ自体が主役となるようなカレーもあるようで、
チキンメティカレーとか呼ぶようです。


こんなレシピがあるようです。

vendhaya kuzhambu

でメティ愛、ラッサム愛にあふれた、このサイトがおもしろいです。

「ラッサムは私にとってセラピー」

これは名言ですね。


メープルシロップとメティ
以前つくった、メープルシロップの偽物も確かメティだったような。
やっぱり甘みがでるようのでしょか。


香り的には、ざっくりいうと

あまみのあるコンソメですね。

食べるとガリッと苦味があるのであくまで風味づけなんでしょうか。

クミンシードとフェヌグリークさえあればカレーはいける気がします。


メティの適量は?
では適量はどれくらいなんでしょうか?

フェヌグリーク 小さじ1弱(1.2g)


これが4人分の基本量です。

これでもしっかりと味がたつんです。

入れすぎると苦くなります。

一振り、ひとつまみがポイントのようです。


海外のレシピとパキスタンでのフェヌグリークの使われ方

いつもどおり海外のレシピを検索

こちらはレシピたくさん

一番人気はやっぱりベジですね。

インドではなく、いつものパキスタンではどうでしょうか?

aloo methi recipe

↓こちらも良い説明ですね。常に私の中心にあるカレーレシピだそうです。

This is a really lovely dish that has the fresh punch of fenugreek leaves or methi(as we call it). It has a beautifully earthy flavoured sauce that's lifted with the tang from the yogurt. The thick creaminess is delicious and homely without being heavy.
For me this dish sits right in the middle of the curry sauce scale with tomato sauces at one end and creamy sauces on the other. So if like me you love both types of Indian sauces then this really is a dish you should try.
Fresh fenugreek leaves are not to be confused with the spice. The fresh green leaves have a slightly bitter taste and the dried herb is slightly milder but has an amazing aroma that's quintessentially Indian. The seeds or ground spice are more pungent and bitter in flavour. For this dish ideally you want to use fresh feungreek. This can be purchased from all Indian grocery shops, but if you can't get hold of it then use the dried Kasoori Methi instead.
I like this dish because the flavour of the methi really comes through but works beautifully with the creamy tartness of the yoghurt.


フェヌグリークをつかったデザート

medida hilba(hilbaはフェヌグリーク)というらしいですね。クックパッドにレシピがありました。

他にも
こんなデザート?も。子供用のおつまみですね。


フェヌグリークリーフはどこで手に入る?
ずばり上野の大津屋です。


ところでよく聞くkadai とは?
こちらにズバリ回答がありました。


KADAIとは中華なべのような形のなべのことを指します。その「鍋」で作ったチキンカレーという意味です。グレービーがあまりなくて、ほぼドライカレーです。ホテルでビュッフェ形式のパーティーなどがある場合に供されるタイプのチキンカレーです。 #平らなお皿に盛ってもこぼれたりしないためです。

フェヌグリークの栄養素は?
食物繊維豊富ですね。 タンパク質もたっぷりです。

* Fiber: 3 grams* Protein: 3 grams* Carbs: 6 grams* Fat: 1 gram* Iron: 20% of the Daily Value (DV)* Manganese: 7% of the DV* Magnesium: 5% of the DV

フェヌグリークの効果は?
テストステロンのレベルを高めるようです。ついでに体脂肪は減少!!髪の毛は増える??

In an 8-week study, 30 college-aged men performed 4 sessions of weightlifting per week, with half of them receiving 500 mg of fenugreek per dayhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21116018This group also had a 2% reduction in body fat

一日に500 mg of fenugreek extract か、シードの場合は、2–5 grams seem effective

とのこと。

おすすめは食事の前で、血糖値を下げるようです。



毎日の生活でのフェヌグリークの使い方

おいしくて、いいことだらけのフェヌグリーク。
どうやって毎日とればいいでしょうか?

こちらに良い提案がありました。しっかり水にさらすことで、料理の幅が広がるそうです。


戻って三燈舎のカレー
いやーにしても 三燈舎。いいですね。

なんといっても店長さんの笑顔(キッチンのインドの方?、女性の店員さん)がすばらしいです。

すごいイケメンです(^o^)

やっぱり笑顔、大事です。

うまいカレーの最高のスパイスです。間違いなく

以前ダバインディアでもちょくちょくおみかけしたようなきがします。

ダバインディア出身の方は、基本的に、接客が素晴らしいですね。

「是非お子さんもどーぞ」

といってくださったので、平日ランチといわず土日の昼(普通メニュー)にでもお邪魔しましょう。


「エビカレーバナナの葉包み」


にそそられます!!




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