WLAE-AG300Nは、無線LAN->有線LANのメディアコンバータだ。有線接続にしか対応していない機器を、ルータと離れた場所で利用したい場合等に有効だ。
○WLAE-AG300Nの仕様
IEEE802.11n対応。
100BASE-TX対応2ポートスイッチングハブを搭載
マルチセキュリティー対応(AES/TKIP、WEP(128/64bit))
壁掛け、コンセントへの取り付けに対応。
○WLAE-AG300Nの接続構成
親機となるルータ(ex.AirStation WZR-HP-AG300H)との間でエアステーション間接続というピアピアの無線接続を利用する。通常の無線LANの設定と設定メニューが異なるので注意が必要。
[親機]---<無線LAN>---[子機(WLAE-AG300N)]---<有線LAN>---[PC等]
○WLAE-AG300Nの利用方法
0. 設定用PCのIPアドレスを192.168.11.2/24に設定して、WLAEとPCを有線LANで接続
1. コンセントにWLAEを挿入
2. WLAEの電源スイッチを押下。2分程度待つ。
3. 設定用PCから http://192.168.11.100/ にアクセス
4. メニュー画面より「無線設定」-> 「エアステーション間接続」で、以下のとおり設定
「エアステーション間接続機能」:チェック
「親機/子機指定」:子機(EC)
SSID、暗号化キー等 :親機の設定を入力する。
5. メニュー画面より「LAN設定」 ->「LAN側IPアドレス」で、以下のとおり設定
「DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得」:チェック
基本的な設定は以上となる。以下設定用PCを固定→DHCPに戻して、親機からIPアドレスが割り当てられていることを確認する。
デフォルト設定ではWLAEの無線AP(エアステーション間接続とは別)が有効となっているため、必要に応じて無効にセットする。
6. メニュー画面より「無線設定」->「11n/a/g/b」で、以下のとおり設定
「無線機能」:「使用する」チェック無
○WLAE-AG300Nの問題点
・電源ボタン不要
→コンセントに接続した後本体上部の非常に小さくわかりにくく、押しにくい電源ボタンを押下する必要がある。ネットワーク機器で電源スイッチがあるのって珍しい気がする。
・取説、GUIメニューをもっとわかりやすく
どこでピアの設定をすればよいか、管理メニュー、取説からではよくわからない。AOSSが使えない、使いたくない人もいるので改善して欲しい。
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