2011-07-23

トップランナー方式とEEEを簡単にまとめ

現在政府主導で検討が進められている省電力の規制手法として「トップランナー」方式がある。トップランナー方式とは、市販されている装置の中で最も電力効率が高い装置を基準として、次世代装置の規制値を決定するものだ。技術競争によってさらなる消費電力の低減が狙えるメリットがある。


○省電力化技術
省電力を実現する技術としては、IEEEで制定されたEEE(Energy Efficient Ethernet:IEEE P802.3az)がある。EEEで議論された省電力技術として、「LPI」と「RPS」の2種類があり、検討の結果、LPIのみが採用(LPI はチップの電源をオン/オフするだけのシンプルな構造であったため)された。

EEEの詳細はココを参照

LPI(Low Power Idel)
 通信を行っていないときに、I/Fへの給電を停止
RPS(Rapid PHY Selection)
 トラフィックに合わせてリンク速度を自動的に選択


・リンク
wiki:トップランナー方式

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