テクニカルにつれ"ず"れる
2009-11-19
「数学的にありえない」を読んで
「数学的にありえない」を一気に読んでしまった。
題名の面白さにひかれての購入だったのだが、久々の大ヒット。
サスペンス路線でストーリは展開される。
量子物理学や確率論、統計学など様々な数学的な要素でストーリが味付けしてあり、話に真実味を持たせることに成功している。なんといっても、上巻で残った多くの謎が、下巻でひとつに綺麗に収束していくさまが、非常に芸術的で面白い。
単純な小説としても楽しめるが、いかに生きるか?といった人間の基本に関わる部分を考えさせるきっかけになる作品と感じた。
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