最近のデスクトップPCには無線LANチップが内蔵されているものが結構多い。
今各社が売り出し中の秋冬モデルで無線LANが内蔵されているモデルは、
全部でないけど↓な感じ。
NEC:VN750/KG, VW770/KG
東芝:AX/53D
富士通:NF50X/B
内蔵されている無線LANチップは私が調べた範囲だとすべてatheros(アセロスというらしい)のモノだった。既にdraft 11nに対応したチップもすでに実装されているようだ。’(カードのドライバのプロパティをみると、選択可能なワイヤレスモードに11nの表示がある。)
NEC:AR5006EXS
他メーカ:AR5007EG,AR5007Gなど
アセロス、802.11nドラフト準拠のリファレンス・デザインがPCI Expressの認証を取得
※ちなみにアセロス社はオープンソースにも熱心のようで↓のような動きもある。
Atheros製無線LANチップセット用オープンソースドライバーが無料公開
ここまでは前置きで、今日の本題は「内蔵無線LANと外付け無線LANカードを1台のPCに共存させることは可能か?」というもの。
ここでいう共存の意味は、両方のアダプタのドライバを削除することなく、カードの使い分けができるかどうかってこと。
高性能な外付け無線LANカードは持ち歩くことも多いのでつけ外しが多くなる。よって、外付けカードがないときは内蔵アダプタで、あるときは外付けアダプタでっていう使い分けが必要になってくると思う。
というわけでVistaPCに外付け無線LANカードをインストールして実験をして見た結果が↓。
・外付け無線LANカードよりアセロスアダプタの優先度が高い(アセロスアダプタが受信した無線APが接続可能なAPとして表示される.
左図参照)
・アダプタドライバのプロパティでワイヤレスモードを変更(static 11bなど)することで共存が可能。(アダプタを無効にしても動作し続けている(APからのビーコンを受信してしまっている)様子)
AP毎に利用する無線アダプタを選択できると便利なんだけどな。標準クライアントにそこまで求めるのは...というもの?
No comments:
Post a Comment