2013-09-29

WCCPの設定をまとめ

WCCPについてまとめる。


  • 用途

    • モチベーション

      • コンテンツのスケーラビリティとアベイラビリティを最大限確保したい!!

    • 技術

      • トラフィックのリダイレクト
      • コンテンツルーティングテクノロジーの一種
      • 頻繁にアクセスするコンテンツをキャッシュして連続要求に答える。

  • 動作

    • 基本動作

      • WCCP対応インターフェースからプロトコルパケットを受信し、すべてのWCCP対応インターフェースに送信する。

    • 応用

      • WCCPリダイレクトリスト
        • 特定のクライアント、サーバのみdisableしたい場合、WCCPリダイレクトACLが利用できる。(後で設定する)。
        • WCCPリダイレクトACLはpermitのみ利用可能
        • リダイレクトACLに一致しないパケットはキャッシュをバイパスし転送

  • 設定

    • 装置のデフォルト


      • wccp:disable
      • プロトコルバージョン:version2
      • 受信したトラフィックのリダイレクト:disable

      • 基本設定(inbound redirection)


        • クライアントからサーバの通信をリダイレクト。
        • クライアントのリクエストパケットを受信するインターフェース(client-facing IF)がtargetとなる。
        • conf t
        • ip wccp web-cache
        • ip wccp redirect-list [acl-number]
          • ※webcacheサービスをenableにする。アプリケーション エンジンで定義されているダイナミック サービスに対応するサービス番号を指定する。
        • interfacre fa0/0
        • ip wccp redirect in
          • ※クライアントから受信したパケットを、アプリケーション エンジンにリダイレクト


      • 基本設定の確認
        • show ip wccp web-cache



    ■参考リンク
    http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT3750SWT/CG/005/swwccp.html?bid=0900e4b182528cd1
    http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/12_2/configfun/command/reference/frf018.html

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