最近読んだ本に、漫画喫茶で週に1回雑誌類をまとめて読んで情報収集する方法が紹介されていた。確かに漫画喫茶であれば、飲み物は自由に飲めて、ゆったりと椅子に座って楽に本を見ることができる。雑誌の種類も多い。普通の図書館でカメラをパシャリとやるわけにはいかないだろう。
雑誌の画像データを電子化する方法で一番便利で有益なのが、自動読み込みつきのスキャナを利用する方法だと思うが、紙が薄くめくるのが大変な雑誌をミスなく読み取れるスキャナなどGoogleぐらいにしかなく、かといって漫画喫茶の雑誌を裁断するわけにもいかない。
ここはiPhoneの出番だ。iPhoneをスキャナとして利用することで、最小限のコストで手間をかけずにインプットできる。 iPhoneのカメラ機能とiPhoneにインストールしたEvernoteのアプリを利用して、撮影した画像をEvernoteに直接アップロードする。スキャナにかけて画像を抜き出して画像を選択してアップロード。。。のような手間をかけずに、パシャリとやるだけですべてが完了する。おまけに、Evernoteに実装されているOCR機能が自動で働くので、アップロードした画像データの文字情報を抽出して検索対象にできる。人間は必要な情報の選別にのみ集中すればよく何のストレスも感じない。
パシャリパシャリと雑誌の気になったページを記録した後で、PCにインストールしたEvernoteのクライアントソフトを利用して、アップロードした画像ファイルの名称変更と画像ファイルのタグ付けをおこない、検索性をさらに高める。(先の日記でも書いたが私はEye-fiのおまけでEvernoteのプレミアム会員になったので、月に500Mまでファイルをアップロードできる。)。これは手間のかかる作業ではあるが、非常に使いやすいインターフェースなので嫌な作業ではない。むしろ、必要な情報とそうでない情報を再度見直すことができるので積極的に行うべきだろう。
いつでもどこでも自分の情報バンクにアクセスできる気持よさを一度知ると、すべての情報を集取&整理したい、そんなGoogle社の理念と似たような衝動がおさえ切れなくなる。数年たってデータ量が増えたときに、情報の中に自分らしさを感じるようなところまでiPhoneとEvernoteを使い切ってみたい今日この頃。
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