2011-11-26

テスラ ロードスターに試乗して小旅行。日帰り旅行なら航続距離は十分かな?

つい先日TESRAロードスターに試乗した。


●航続距離
行程は、新横浜~富士スバルライン~横浜中華街~新横浜。フル充電状態から出発し、到着時の残量は約66キロ。途中、山登りで一気にバッテリーを消費したが、残量からすればまったく問題なかった。


●乗り心地
思ったほど悪くない。高速の段差でも突き上げるような感じはなかった。富士のワインディングに入った後も、路面の凹凸を綺麗に吸収していた。音は低速域ではほぼゼロ。
モーター特有の”ウィーン”という中音の唸り音はするが、タイヤのロードノイズと相殺されいて、気になることはない。高速域になると、ロードノイズが出るが、これはオープンカーのソフトトップの問題だろう。ハードトップの場合、高速域でもほとんど無音になると思う。


●加速
これはもう文句なし。どのスピード域からでも同じ加速がどこまでもリニアに続くトルク感は癖になる。車体が軽い(1,235kg)ので、アクセルを踏んだ瞬間に、車体がポンっと前に飛び出る感覚は、例えるなら、カートの一速、二速のそれに非常に近い。


●安定性
高速域ではフロントの接地感がなくなる。直進性はまぁまぁだが、気は抜けない。日本街中で使うにはハンドルが重すぎるか。


●燃費
富士五合目に登るだけで残量計は50キロ以上をいっきに消費した。坂が続くのでタコメータ(っていうの??)はずっと25Kw。5合目到着時点で残量距離が160キロになる。距離的に問題ないが一気に電気を消費したため、非常に不安になる。帰りはずっと下りなので、回生ブレーキがよく働き(効き過ぎるぐらい)、バッテリーは減るどころか、15キロほど充電された。


●他良かったところ
・クルーズコントロール(車速自動維持装置)最高!!
・iPhone4使える!!


●問題点と要望
・回生ブレーキが非常によく効くので、ブレーキを踏む必要はほとんどない。そのため、後続車が減速に気づかず、追突の危険がある。これは非常に危険で高速は特に怖い。私の場合、左足ブレーキの要領で、ブレーキは踏まずに!!ブレーキランプのみ点灯させた。ブレーキランプとは別でもいいので、回生ブレーキランプを作るべきだと思う。

・航続距離を伸ばすことが目的になってしまい旅行に集中できない。そこら上に充電スタンドがあれば気にならなくなるのだろうけど。

・シートが座りづらい。日本人の男性の平均身長より高い私が座った場合だが、腰の一点に重みがかかり、四時間も過ぎると腰に痛みを感じた。もうちょっと柔らかめの椅子が欲しい。

・2シータはやっぱり狭い。テスラモデルSが欲しい。


・リンク
テスラモーターズ
日産リーフの航続距離

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