2013-03-16

autorpのMA冗長化設定は存在しない

AutoRPのMA冗長化

AutoRPでは、複数のRP候補が存在した場合、大きいIPアドレスをもつRP候補を利用することになっているが、MAの冗長化に目を向けるとそのような規定はないし設定もできない。

ip pim send-rp-discovery scope .* {interface .*}

MAが何台いようと、各レシーバには同じRP候補が通知される。同じ情報が通知されるのだから、MAに優先度をつける意味はない。そんな理由で明示的な冗長化設定が存在しないのだ(多分)

AutoRPのscope設定

autorpの設定ではscopeの設定が重要だ。複数のMAが存在し、両方同じRP通知が前提なのでレシーバによってグループで異なるRPが設定されているとおかしなことになる。ttlを考えるのは非現実的なので、ドメインのボーダルータで"ip multicast boundary"を利用するのが一般的のようだ。

access-list 10 deny 224.0.1.39 =>annouceガード
access-list 10 deny 224.0.1.40 =>discoveryガード
access-list 10 deny 239.0.0.0 0.255.255.255 =>マルチキャストトラフィックをガード(念のため)

ところで、BSRのRPとMAのプライオリティの優先度は逆になっている(RPは小さい方が優先、MAは大きい方が優先)のが非常にわかりにくい。

2013-03-09

ip slaのcontrol disableの利用方法

ip slaの受信側で制御パケットを無効に設定している場合、送信側でcontrol disableの設定が必要になる。制御パケットはip slaのdestポートの設定とは異なるdestport:1967番(UDP),sourceport1025番を利用する。

■制御パケットを無効にするケース
 1. Cisco以外の装置を利用
 2. セキュリティポリシー等で"ip sla mon responder"を有効にできない場合


■制御パケット無効(control packet disable)
送信側(sender):
ip sla mon 9
  type tcpConn dest-ipaddr 10.1.1.1 dest-port 23 control disable
ip sla mon sche 9 life for start now

受信側(receiver):
ip sla mon responder type tcpConn ipaddr 10.1.1.1 port 23


■制御パケット有効(control packet enable)
送信側(sender):
ip sla mon 9
  tcpe tcpConn dest-ipaddr 10.1.1.1 dest-port 23
ip sla mon sche 9 life for start now

受信側(receiver):
ip sla mon responder


■参考

2013-02-24

ipv6 address autoconfig defaultの動作

conf-if)ipv6 address autoconfig [default]

RAメッセージに含まれるipv6プレフィックを利用して、RA受信IFに対して自動でipv6アドレスを割り当てるコマンド(stateless config)


  • オプション
    • defaultキーワード
      • 受信したRAの送信元アドレスをデフォルトゲートウェイに設定する。本コマンドはただひとつのIFでのみ設定が可能。重複設定を行うと以下のエラーメッセージが表示される
      • ipv6のユニキャストルーティングテーブルにデフォルトルートは見えない。
      • スタティックに設定したデフォルト(ipv6 route ::/0 e0/1)ルートが強い。



conf-if)ipv6 address autoconfig default% Default is already specified on Ethernet0/0


  • youtubeの設定動画



■参考HP
CCO

2013-01-27

auto qos と NBARの関係

auto qosとNBARの関係は何なんだ、というお話。

autoqosとは煩わしいQoSのポリシーを自動で作成する機能だ。VoIP以外にもビデオデータなど対応形式は拡張されている。(カタリストはVoIPのみ)。
トラフィックの分類(クラシフィケーション)にはNBARを利用するのが基本だが、実はNBARを利用しない分類方法(元のパケットの分類をそのまま利用する)もある。コマンドは以下のとおり。

if)auto qos voip trust
if)auto discovery qos trust

NBARが重くて使いたくない!!なんて場合があるかどうか知らないが、一応こんなやり方もある、ということで試験対策にはなる。

シスコによる純正Q&Aはこちら


EEMでのCPU使用率取得について考える

Cisco系しの試験勉強をしている方ならよくご存知のOID(1.3.6.1.4.1.9.9.109.1.1.1.1.8)。CPUの5分間平均率を示す。

SNMP オブジェクトナビゲータ

試験問題では単純な問題は当然出題されない。普段の業務ではまず出てこない様々な条件が指示される。一例をあげると、メール送付、指定行数の取得、パイプを利用せずに指定行数取得、などなど。
結局、IOSをいかに使いこなしているかが求められているわけだ。試験問題として取り組むと全然楽しくなくなってしまう内容であるが、普段のオペレーション改善を前提とすると応用範囲が広がってくる。

:flashメモリに保存
#show proccess cpu | append flash:average.txt 
:コマンド出力の最初の1行目のみ取得
#show proccess cpu | inc ^C


なかなか覚えられないOIDであるが、一度覚えてしまうと以外に応用が広い。長い人生、2、3日、1.3.6.1.,,,,,って呟いてみるのもいいかもしれない。